Morpeth Flood / johndal ※イメージ画像です。北欧の少女じゃないですが(あれも影響?^^;)、気象変動で人間社会に影響するさまざまな事象を各種メディアが取り上げています。
【植物が巨大化し飲水を奪われる??】
まずは
ナショナルジオグラフィックの記事。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり引用させて頂くと、
・二酸化炭素排出量が増えて温暖化が進むと、植物が巨大化し、植物の成長期間が長くなるため、その分、水を消費する期間が長くなって地上の水が少なくなる。
・さらに光合成の作用が増幅され、植物はより大きく成長し、葉の数も増える。
つまり、雨が降った際、濡れた葉の表面積が広くなり、蒸発する水も増える、
モデルを使ったシミュレーションでは、こうした葉からの蒸発の増加は、地下に吸収されずに流れる雨水や、土壌の水分量に大きく影響する。
・植物が蒸散した水分は、高緯度地域や熱帯地域で、植物が成長のために消費した量を相殺する降水があり、北米やヨーロッパ、中央アジアを含む中緯度地域で、河川の水量が減少する
んだそうです。つまり雨が降るところと降らないところが極端に分かれる、ということでしょうか?
【大気汚染も絡んで長期的な健康被害も】
Reutersも気候変動について取り扱っており、こちらでは世界各国の災害誘発と長期的な健康被害について語られています。
医学誌ランセットでは、気候変動は既に異常気象や大気汚染を通じて人々の健康を悪化させているとの研究結果を掲載した、と述べています。
【国産の鮭、イクラ、しゃこは2050年までに消滅!?】
さらに、
News post セブンでは、気候変動で日本から秋がなくなる、と伝えています。
同記事で、とある気象予報士は、四季の中に『梅雨』というシーズンが出来てしまうのではないか、と予想しています。
そして、気温や海水温の上昇で、台風や豪雨が増えるだけでなく魚が日本近海で捕れなくなったり、天候不順による野菜の不作など我々の生活に大きく影響する、という内容が記載されています。
【気象庁がこの冬、新しいタイプの雪情報を配信】
yahooニュースが伝えるところでは、今年から気象庁は新しい雪の情報をつたえるとして、短時間で降る大雪に対して警戒を呼びかける新たな気象情報を配信する、と伝えています。
記事によると、この冬、降雪量は減るかもしれないが、どか雪は減らない、そうです。
【各種メディアがこれだけ伝える、ということは...】
今週あちこちニュースを見ていると、上記のような気候変動ネタがとてもよく目に付きました。
ということは、もうちょっと真面目に温暖化だの気候変動などに目を向けないと、本当に取り返しがつかなくなりますよ、ということなんですかね?
(まぁ、今にはじまったわけではないんですが...)
弊社を取り巻く土砂災害工事などの業界も、手が回らない、人がいないという話をよく聞きます。それだけ、今年の、特に台風15号と19号の被害が多かったということなんでしょう。
人類は新たなフェーズに入っていくのかもしれませんね。
【関連記事】
こんなの、マンガでしか見たこと無い...11月12日の桜島噴火の映像が美しい、と話題。これはどうにも出来ない...集中豪雨にも影響、『大気重力波』という現象これは見ておいたほうがいい!気象庁発行のリーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」それだけ気象条件の比率が高いということ?気象情報から労働災害を予知するシステムが開発される一週間でこうなるのか...地面より高いところの線路がみるみる水没するタイムラスプ映像

posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☁|
Comment(0)
|
今日の気になるニュース
|

|