※イメージ画像です。どこで出るか解らないので、怖いですね。
【爆発感度が高まっている可能性】
NHK Webニュースの伝えるところによりますと、不発弾の探査などを行う会社で作る「磁気探査業協会」が、過去の報道などを基に地中に埋まる不発弾などが外から力がかからない状態で突然爆発する「自然爆発」の事例を調べたところ、太平洋戦争後に不発弾が自然爆発したとみられる事例は確認できただけでもこれまでに全国で20件起きていたことが解ったとのことです。
詳細は記事でご確認頂ければと思いますが、ノルウェーの研究チームが、2024年3月、イギリスの雑誌「ロイヤル・ソサエティ・オープン・サイエンス」に掲載した論文で、時間の経過にともなう不発弾の爆発のリスクはこれまでの想定より高くなる可能性があると発表しており、アマトールという、第2次世界大戦中に広く使われた爆薬の一つがあり、日本に投下された爆弾もアマトールが使用されたものの可能性が高いので、爆弾の爆発感度が高まっている可能性を考慮すべきではないか、と同研究チームのメンバーのコメントを掲載しています。
【現場作業者は要注意】
先日の宮崎空港の案件もあり、不発弾も侮れないわけですが、第二次対戦後、すでに80年近く経っていてもまだ爆発感度が高くなっているというのは怖い話です。
宅地造成等でも不発弾が出てくることがありますが、どこに埋まっているか解らないので、現場作業される方は要注意ですね。
ちなみに、
沖縄県のWebサイトによりますと、不発弾発見時の三原則というのがあり、
1.さわらない
2.うごかさない
3.警察(※)に連絡する
※警察(110番または最寄りの警察署や交番)
海上の場合は海上保安部(118番または最寄の海上保安部)へ通報
だそうです。
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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☁|
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