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- Photo credit: Saundra Castaneda on Visualhunt
※イメージ画像です。絵に描いたようなSF的トラブルですね。
【タクシーは無生物だと正しく認識し、ブレーキ】
カラパイアで興味深い記事が紹介されています。
詳細は記事で読んで頂ければよいかと思いますが、米ロサンゼルスで、自動運転タクシー「Waymo」と自動配達ロボット「Serve Robotics」が交差点で衝突する事故が起きた、と伝えています。
その様子がこちら。
Food Delivery Robot Hit By Waymo
byu/mingoslingo92 inwaymo
記事によると、衝突後、配送ロボットは故障等がなかったためか、そのまま逃走したようです。
被害者なのに、逃走?という疑問に対しても、記事では配送ロボットが信号無視したように見える、と伝えています。
責任の所在が明確にならないとなると、ついにロボット間の抗争が始まってしまう予感するのだがどうなんだろう?、と記事はまとめています。
【いろんな現場で発生しそうな案件】
人手不足でどんどんロボットやAIが職場に入り込んでくるわけですが、どんな業界でもこのようなロボットVS人、ロボットVSロボットというようなトラブルが発生する可能性がありますので、興味深い事故です。
記事では責任の所在がどこにあるか、ということが問題となるであろう事を指摘していますが、先日某TV番組で各国の自動運転タクシーの対応についてイェール大学アシスタント・プロフェッサー 成田悠輔氏が語っていた事が参考になるかもしれません。
氏いわく、アメリカはこういったロボットによるトラブルは織り込み済みで新しい産業を推進、トライ&エラーを繰り返してよい産業に仕上げていくスタイル、よって企業が多数の訴訟をかかえていることも珍しくない、そんな考えの社会、中国は国が全責任を負うからどんどん進めろと国主導で新しい産業を進める社会、なので、新ビジネスが育ちやすい、日本は発生しうるトラブルを想定して法改正してから安全がある程度確認できた上で、市場化するので、世界から遅れる、という話していました。(ざっくりこんな感じのことだったと思います、うろ覚えですが)
このあたりの考えを今後どうしていくのかで、ロボットやAIの普及やトラブルの数は変わってきそうな感じですね、この国では。
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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☀|
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