ドイツのマクドナルドが緑の背景に黄色の”M”というロゴになるそう
ですね。AFP BB Newsによりますと、環境に配慮する姿勢を示すため、
このような変更を行うそうです。シンボルカラーの赤背景をあっさり緑に
変更するとは、かなり本気ですね。
それはさておき、連日、メディアを騒がせている政府の仕分け作業ですが、
環境省の温暖化防止の国民運動を推進する事業を廃止と判定した
とのことです。
nikkei netの記事によりますと、温暖化防止の国民運動を推進する事業
では
(1)学校や企業などで二酸化炭素(CO2)の排出を抑えるための啓発
活動の支援(要求額約9億円)
(2)地域の取り組みの全国への発信の支援(3億円)
を「廃止」と判定、理由は費用対効果が不透明、ということらしいです。
これはひょっとしてチーム・マイナス6%とかのことなんですかね?
Co2削減目標25%を打ち出している政府ですが、言ってることと
やってることがバラバラのような気がするのですが...
クールビズやウォームビズも言われれば意識してやりますが、人間、
楽なほうへ流れる習性がありますので、こういった啓発活動を見かける
ことがなくなれば、どっかの巨大掲示板でよくネタにされているように
『○○終了のお知らせ』と揶揄され、誰もしなくなるのではないで
しょうか。
その反面で環境税とか吸い上げられて排出権を海外から買って
”わが国はCo2削減25%達成しました。”とかいうのも何か違う
ような気がします。
この仕分け作業については、色んな分野で不満が爆発しているよう
ですが、以前読んだ本にあった、こんな話を思い出しました。
ある農夫がロバを飼っていて、ある日、ロバのエサを半分にしても
ロバは働くんじゃないかと思った農夫は、エサを半分にしてみました。
ロバはそれでもいつも同様働きました。
これはいいと、農夫はさらにロバのエサを半分にしてみました。
それでもロバは働きつづけました。すっかり気分をよくした農夫は
どんどんエサを少なくしていき、最後にはロバにエサを与えなくなり
ました。そしたら、ロバは死んじまっただよ....
2009年11月26日
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