2010年04月23日

鉄より強いプラスチック、広島大グループが開発

マクドナルドやケンタッキーなど、いわゆる”ファーストフード”と
言われるものは、商品が早く出てくることがひとつの売りなわけですが
そんなファーストフードのロゴは人間の脳にまで影響を与える研究
結果があるそうです。

スラッシュドットジャパンの伝えるところによりますと、トロント大学の
Chen-Bo Zhong 助教の研究によると、ファーストフードのロゴは、人を
急がせる効果があるんだそうです。個人的には周りでやたらせかせかして
いる人を見ると、イライラするので、人の行動を遅くさせるロゴがあれば
そっちのほうがありがたいです。(汗)気になる方は記事をどうぞ。

さて、広島大学のグループが鉄よりも強いプラスチックのシートを開発
したと47ニュースが伝えています。

記事によりますと、このプラスチックシート、ひも状の高分子ポリプロ
ピレンの液体を、融点以下の約150度で瞬間的に圧縮したところ、
分子のひもが引き伸ばされて整列、結晶が緊密に強く結び付いた状態
でできたんだそうです。

従来のポリプロピレンより、引っ張り強度が7倍以上の230メガ
パスカルで、この強度は同じ重さの鉄鋼の2〜5倍なんだそうです。
使用用途としては、車のボディなんかで使うとコストが3分の1から
4分の1で済むんだそうです。

これはなかなかすごいですね。ポリプロピレンは、弊社が取り扱って
おります、クラック抑制ポリプロピレン短繊維 タフライトにも使用
されていますが、燃やしても有毒ガスが発生せず、リサイクルしやすい
という利点もあります。

気になる製造コストですが、通常のプラスチックと同じ値段でできる
そうなので、今後期待の新素材となりそうですね。
弊社の関係資材でも使われるようになるのかしら...


クラック抑制ポリプロピレン短繊維 タフライトはケイエフで


posted by ケイエフ at 10:23| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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