生活の中の動力をムダにしない、そんな考え方が喜ばれる昨今、
ついにトイレを流す水から電力を生み出したらええやん、という
発想で発電システムを開発しちゃった人がいるそうです。
Wired visionの伝えるところによりますと、英国デ・モンフォート大学の
卒業生 Tom Broadbent氏が開発した『HighDro Power』というシステムが
それ。
同システムは、排水が排水管を流れ落ちるときのエネルギーを利用して
高所の長い排水管から高速で流れ落ちる水を取り込み、4基の羽で
タービンを回してエネルギーに変換できる、らしい。
氏の計算によれば、この装置を7階建てのビルで使用すると、年間で
1400ドルの電気代を節約できる、らしい。
ほほぉ〜なかなかすごいですね。確かにトイレやシャワー、風呂は
毎日使うもの。生活の中で流される水の量は膨大ですね。
それを使わない手はないというわけです。
しかも記事によると、このシステムのスゴイところは、パーツを
既存の製品で構成されてあり、ファブラボという、コンピュータで
操作できる工作機械を備えた一般市民のためのオープンな工房で
製作された、ということ。
都市圏の高層マンションや商業施設での利用に限られるでしょうが
なかなか有効な発電システムになるかもしれませんね。
ただ、メンテナンスは、結構大変かも、ですが...
2010年07月26日
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