2010年09月28日

自己防衛のために重金属を溜め込む植物の謎が解明

なんだか、最近、”無料で○○”ってニュースをあちこちで見かけるような気が
するのですが、Gigazineが伝えるところによりますと、イオン系コンビニエンス
ストア『ミニストップ』がコーヒー一杯無料キャンペーンをやるそうです。
こちらの理由は、10月からたばこが値上げされ、タバコ離れでコンビニの経営が
厳しくなることを受けて、だそうです。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、記事には、同時期にマクド
ナルドもプレミアムローストコーヒー無料キャンペーン
をやっていると伝えて
いました。

先日はミスタードーナツが何周年かの記念で無料で一個配るとかやってましたが、
こうあちこちで無料で、無料で、と言われるとちょっと気味が悪いですね。(汗)
タダほど怖いものはない、と言いますし...

それはさておき、環境に適応するというのは、ひとつの進化なのかもしれませんが、
場合によってはちょっと怖いものを感じる場合があったりしますね。
英国や欧州の鉱山地帯に生息している、アブラナ科グンバイナズナ属の「Thlaspi
caerulescens」という野生の花は、葉に大量の亜鉛、ニッケル、カドミウムを集積
する性質を持っているそうですが、なぜこの植物が高濃度の金属を蓄積するのかは
不明だったようです。ところが、最新の研究で、その謎が解明されたそうです。

この記事を紹介しているカラパイアによると、この植物の謎を解明したのは、
英オックスフォード大学の研究グループで、実験の結果、この植物が金属を蓄積
するのは、病原微生物や草食動物からの侵害を防ぐためであることが分かった、と
同大学のアンドリュー・スミス教授はコメントしているそうです。

また研究者たちは、同植物の上にバクテリアを発見、そのバクテリアは普通の土壌に
生えている植物に生存するバクテリアよりも、より亜鉛に対する耐性が強いという
ことがわかった、このことから植物と病原菌は共に、金属を豊富に含む環境に適応し、
耐性が強くなる傾向があると研究者らは指摘している、そうです。

ふーん...しかし、植物やバクテリアの種類にもよるのではないですかね?
すべての植物やバクテリアが同様に環境に適応するんでしょうか??

しかし、この「Thlaspi caerulescens」とかいう植物を土壌汚染された土地に移植
すれば土壌汚染問題は解決ですかね?
土壌から金属を吸い上げるというなら、もっとメタリックなフォルムになると、
なんだかSFっぽくてかっこいいんですが...そううまくはいかないですよね(汗)。






ラベル:環境 エコ
posted by ケイエフ at 10:13| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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