2010年11月17日

新たなバイオ燃料に期待、産総研、バイオブタノールの高効率精製技術を開発

世の中色んな詐欺があるもんですね。asahi.comに掲載されていたのですが
獣害に対して助成金を出す制度が地方にはあるようですが、岡山県でイノシシ
のしっぽ詐欺が横行している可能性があるとして問題になっているそうです。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、畑を荒らすイノシシを
捕獲後、しっぽを役所に持っていけば補助金が出るそうなんです。
それを悪用し、よその地域で捕まえたイノシシのしっぽを持ち込んで補助金を
せしめる悪いヒトがいるらしいです。困ったもんですね...

さて、エタノールと比較して発熱量が大きいことからポストバイオエタノール
として期待があるバイオブタノールの高効率精製技術を産業技術総合研究所が
開発したそうです。

スラッシュドットジャパンが伝えるところによりますと、何やら難しい
説明が書いてありますが、高いアルコール選択透過性をもつシリカライト分離
膜を合成し、1%の低濃度ブタノール水溶液から82%という高濃度ブタノールの
回収を実現したそうです。

ブタノールって何かしら??と思ってwikipediaを見ると、ブチルアルコール
ともいうらしく、消防法により危険物第4類(可燃性液体)第2石油類に指定
されており、塗料用シンナーやカラー塗料、ブレーキ液なんかにも使われている
シロモノだそうです。

ブタノールはエタノールよりも発熱量が26%高く、ガソリンに近いため、既存の
ガソリン用のパイプラインやガソリンエンジンがそのまま使えるといった利点が
あるとのことで、これからに期待できるかもしれない、そうです。

AFP BBニュースで”石油の使用と代替燃料の開発が現在のペースで進むと、
石油は代替エネルギー源が利用可能になる約100年も前に枯渇する恐れがある”
という恐ろしいニュースが流れていたので、代替エネルギーの開発が急がれるので
これはいいニュースですね。

日本は化石燃料や化石資源の代替物の開発で色々成果をあげているので、この
技術を使って、うまく稼げるようにしたいところですね。なんせ資源の少ない
国ですから。


【併せて読みたい】

みかんの絞りカスからバイオ燃料 愛媛

砂糖の生産量そのままで約5倍のバイオエタノール生産する技術が開発される。




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posted by ケイエフ at 10:46| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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