※イメージ画像です。
連日報道される災害復旧の様子を見るのが辛いですね。
被災された地域の皆様、お疲れ様です。熱中症等に十分注意しましょう。
【農業、観光産業にも大打撃...】
被害の状況が日に日に明らかになってきてますが、毎日新聞の伝えるところによりますと、豪雨で岐阜県内の交通機関は寸断され、一部は週内の再開が決まったが、復旧のめどが立たないところもあり、本格的な夏の観光シーズンを前に影響が懸念されてる、と伝えています。
神戸新聞Nextの伝えるところでは、兵庫県佐用町長尾の町道大撫線ののり面の一部が崩落し、約2・6キロが通行止めになっている。道路沿いにある展望台「大撫山展望テラス」も大きく崩れており、町は「道路は本年度内の復旧を目指したい」と話している、とのことです。
福岡では、昨年7月の九州豪雨で中断し、5月に再開したばかりの“復興のシンボル”、朝倉市・原鶴温泉の鵜(う)飼いが再びピンチに陥っている、と西日本新聞が伝えています。
大量の土砂が筑後川にたまり、屋形船がふだん使う発着場所が使えなくなった、そうです。
農業被害も深刻。
日本農業新聞の伝えるところによりますと、農業被害は広範囲に広がり、園地を巻き込んだ土砂崩れの発生や河川の氾濫が相次ぎ、濁流が家屋や農地、ハウスをのみ込んだ、岡山では桃やぶどうが、愛媛では土砂崩れでみかん園地の大半を失う生産者もいる、と伝えています。
災害後の二次災害の懸念も...
愛媛県大洲市では、11日午後1時現在で9100世帯で断水し、2万500人が水不足に陥っておりトイレの水もままならず衛生面での不安が拭えない状態だとyahooニュースが伝えています。
太陽光パネル崩落で、新幹線一時運転見合わせも。
神戸新聞Nextの伝えるところによると、神戸市須磨区の山陽新幹線近くに設置された太陽光パネルが崩れ落ち、安全確認のため新幹線が一時運行を見合わせた、久元喜造市長は同日の記者会見で、再発防止のため太陽光パネル設置の規制強化に取り組む方針を示した、とのことです。
学校も。
福岡県嘉麻市の熊ケ畑小(柴田英生校長、20人)に土砂が流入、校舎が一部損壊、同小は21日からの予定を早め、11日に夏休みに入った、と西日本新聞が伝えています。
【じわじわ生活にダメージが...】
農林水産省のサイトによりますと、平成30年6月28日からの被害の集計だと、農林・畜産関係の被害総額は73.6億円(2018年7月13日現在)となり、無論、まだまだここに集計されていない被害があるので、さらに膨らんで行くことになるんでしょう。
そして、農林・畜産が大打撃を受けているということは、今度生活食料品に大きく影響が出てくるわけです。
まさに日本全体に大打撃となってしまった今回の豪雨。
今後、減災する方法はあるんですかね?...
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