※イメージ画像です。
...というか、事故でも起きないとなんの規制もしないという体質の問題だと思うんですけどね^^;
【出力10キロワット以上の事業用太陽光パネルが対象】
神戸新聞Nextの伝えるところによりますと、神戸市は22日、出力10キロワット以上の事業用太陽光パネルを設置する際は届け出制とし、維持管理状況の報告を求めるなどの条例を制定する、と発表したとのことです。
同条例制定への経緯は以前当ブログでもお伝えした、西日本豪雨の際、同市須磨区の斜面で太陽光パネルが崩れ落ち、近くを走る山陽新幹線が一時運行を見合わせたことによるようです。
さらに、記事にはその骨子案が記載されており、一部引用させて頂くと、
条例の骨子案によると、対象になるのはいずれも新設で、鉄パイプなどで土台を組み地上に設置する場合は届け出に、山の斜面や住宅地などはより厳しい許可制とする。土砂災害警戒区域など防災上不適切な場所や、市緑地条例で保存対象となっている緑地は禁止区域にするという。
安全を守るためには既存の法令では不十分。国に法改正を求めるだけでなく条例で規制する、との市長のコメントを記事は続けています。
【許可すんのか〜い!】
太陽光発電パネル設置が悪いわけではありませんが、どう考えても山の斜面に設置するという発想が理解出来ないんですけどね...これだけゲリラ豪雨、土砂災害が頻発している昨今において...斜めになってるところにモノ置いたらいずれ滑り落ちるのは常識だと思うのですが。
高知県は斜面への設置はアウトにしたんでしたっけ?
まぁしかし、こういうのって国レベルで考えるべき規制なんじゃないかと思いますけどね...これから全国的に厳しくなっていくのではないかと。
【関連記事】
法面にメガソーラーを設置した場合のトラブル・補償事例
平成30年7月豪雨、いろんな分野に被害波及
設置場所の問題だと思う...平成30年7月豪雨災害が浮き彫りにする「太陽光エネルギー」という人災
年末年始に気になったニュース2018 その6
斜面など『設置に適さない場所』指定 太陽光発電施設ガイドライン改定 高知県(2017)
Follow @norimenKF