※イメージ画像です。
雲の上層部と下層部で雲の出来方が違うってことですか??
【砂は-15℃で氷の粒を作る】
ハフィントンポストに『微生物が雨を降らす!? 気象予測のカギ「バイオエアロゾル」の正体に迫る』という記事があります。
雨はどうやって降ってくるのか?砂などのチリやホコリに水蒸気がついてそれ凍って雨粒の元になるのはよく知られていますが、砂に氷の粒がつくのは-15℃だそうで、では、それより高い温度で氷の粒が出来て雨として降ってくる”もと”になるのはなんなのか?という内容になっています。
詳細は記事を読んで頂ければよいですが、その雨の”もと”になるのが『バイオエアロゾル』という、いわゆるきのこなどから出る胞子や菌ではないか、というのがこの記事の趣旨です。
その研究を追った内容になっているのですが、同研究ではまだこの『バイオエアロゾル』が雨のもとかどうかは解っていないようです。
この研究が進んで、ほんとに-5℃で氷の粒を作るのが『バイオエアロゾル』であれば、気象予測の精度向上や人工降雨の研究がより進むことになると記事は伝えています。
【数千メートル上空に納豆菌も!?】
気球やヘリコプターまで使って、400種類以上ものバイオエアロゾルを集めた中には、納豆菌もあったというからびっくりです。
異常気象は世界的ですが、こと日本にあってはやはり最近起こってる災害のほとんどが雨に起因するものだけに、興味深い内容ですね。
出来れば台風なんかを日本に上陸する前に海上で雲散霧消してくれるような技術が出来ると有り難いのですが...
なかなか面白い内容になっているので、記事をご一読してみてはどうかと思います。
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