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当ブログでも度々触れていますが、いろいろ課題がありますね。
【ハーネス型に変わることで浮かぶ課題いろいろ】
電気新聞に『フルハーネス安全帯、2022年に義務化。現場への普及には課題も』という記事があり、高所作業における墜落制止用器具が腰ベルト的な安全帯からハーネス型に移行するに当たっての注意点、課題を記事にされています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、原則として来年2月1日までに「特別教育」を受けねばならないことや、空調服が人気になりつつある現場服との兼ね合い、安全基準に合致しないようなバッタ物が出回った場合など、規格変更における課題なんかにも触れているので、現場関係者はご一読してみてはどうかと思います。
ハーネスをつける意味なんかも記載されているので、よい勉強になるのではないでしょうか?
【逆に3年ぐらい猶予があるので...】
先般、当ブログでも何度かお伝えしていますが、新規格に完全移行(メーカーが対応機種を作って、流通が行き渡るまで)に最低でも3年はかかるんじゃないか、と言われています。
また、こういった安全確保のためのアイテムの耐用年数はおおむね3年とも言われています。
現行でお使いのアイテムがもし3年ぐらい使用されたものなら、逆に今が買い替えどきかもしれません。
厚労省の指針による移行は来年から始まりますが、現行のアイテムは過渡期として3年後まで使えますので。
今年も高所作業で墜落事故のニュースが結構、目に付きましたし、墜落制止用アイテムを使っていても耐用年数が過ぎていれば危険ですしね。
今一度命を守るアイテムを見直してみてはどうかと思います。
弊社はこういった墜落制止用アイテムも取扱しておりますので、ご購入の際は是非ご検討頂ければ幸いです。
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