2018年10月22日

高度2万メートルから俯瞰できる高高度擬似衛星『ApusDuo』テストフライトに成功




自然災害が有った場合や気象観測なんかに役立ちそうです。

【ソーラーパネルで1年間連続飛行が可能】


techable.jpの伝えるところによりますと、UAVOSが開発中の「ApusDuo」プロトタイプがテスト飛行に成功し、空気力学的な面からの能力や操作アルゴリズム、離発着などの確認を行ったとのことです。


高高度擬似衛星=HAPS(High Altitude Pseudo Satellite)とは、記事より引用させていただくと、
長さ10メートルの翼が2本並行しているデザインで、翼にはソーラーパネルを搭載している。ここで発電して飛行に必要な電気を賄う。
...(中略)...
最大高度2万メートルとかなりの高度を飛行することができ、最長1年飛行を続けることができる

というアイテムだそうです。

動画があるので、どうぞ。




記事には、こういった無人ドローンを活用することにより、衛星を打ち上げるよりコストが抑えられ、災害が発生したときにその上空に配置してモニターしたり通信を提供したりという即時対応も可能となることだと続けています。

【台風の状況なんかも監視可能??】


動画を見る限り、ぺらっぺらな機体なので大丈夫なのか?と思いましたが、さすがに2万メートル上空なら風の影響を受けることもなく、バードストライクの心配もないので、凍結や結露の問題ぐらいですかね。(もっとも、2万メールに登るまでになにかあるかもですが^^;)

こういうのを使えば、台風の動きを常時監視出来たりするんでしょうか?
あと、豪雨や台風時、山の斜面の状態とか監視できるとよいですね。

実用にはまだほど遠いのでしょうが、今後の研究に期待です。

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☀| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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