※イメージ画像です。
意外な使い方があったのですね...しかし、言われてみれば納得です。
【戦車の装備が災害対応に合致】
乗り物ニュースというサイトに『火山噴火になぜ戦車? 頑丈さや悪路走破性のみならず 雲仙普賢岳噴火と陸自74式戦車』という記事があり、なかなか興味深いです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、火山噴火が有った際、自衛隊は戦車を出動させるというお話です。
その理由は、記事より引用させていただくと、
6月3日以降も火砕流は発生しており、万が一、再度大火砕流が発生し、監視活動中に巻き込まれたとしても、戦車であればハッチを閉じて乗員室を密閉でき、高熱や飛散する岩石から乗員を防護することができます。また、履帯(いわゆるキャタピラー)で走行する戦車であれば、道路に堆積した火山灰や瓦礫をものともせず走破することが可能です。
だから、だそうです。1991年6月3日、雲仙普賢岳の噴火の話です。
さらに、東日本大震災では、福島第1原発に74式戦車が派遣され、74式戦車はNBC(核・生物・化学兵器)防護能力をもっており、原発事故現場のような放射能状況下においても行動が可能、と記事は記載しています。
【戦争以外の使いみちがあったのね。】
戦車といえば、戦争は勿論、他国への威嚇的な軍事パレードで使われるイメージですが、災害時に高い能力を発揮するという方法があるのですね。
ちょっと目からウロコです。
そんなに長い文書でもなく、興味深い話が掲載されているのでご興味のある方はご一読してみてはどうかと思います。
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