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そりゃ、逃げますよね...今国会で大紛糾している外国人労働者問題もどうなることやら。
【派遣会社が斡旋、土木作業員として就労】
北海道新聞の伝えるところによりますと、専門職限定の在留資格で入国したベトナム人の男3人を建設会社に派遣し、資格外の土木作業をさせていたとして、札幌市の暴力団員の男ら8人が入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕された事件で、ベトナム人の男が「約8千円の日当の半分を取られていた」と供述していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった、とのことです。
詳細は記事を読んでいただければよいかと思いますが、東京の派遣会社が斡旋し、仙台市の建設会社の土木作業員として工事現場で就労していたようで、このベトナム人、自国から出国の際も斡旋料100万円ほど払っているようです。
【制度設計の問題ではないかと...】
人材不足が深刻な土木・建設業界ではありますが、この手の事件ニュースが流れるたびに、明確な審査もなく採用する日本の企業も海外のブローカー的な会社も、どっちもどっちな気がします。
これから少子高齢化になるのは必須なわが国ですが、制度設計を今のうちにしっかりしておかないとダメなんじゃないですかね?
3Kと言われる業界で働きたくなる仕組みづくりであったり、何がダメなのかの原因究明であったり...
必ずしも労働人口が足りないのではなく、多くの場合、ミスマッチが原因だと思うんですけどね...
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