2019年03月07日

ナイスな発想!獣害駆除した野生動物の、ジビエ以外の処理方法

野毛山動物園のライオン (Lion of Nogeyama Zoo)野毛山動物園のライオン (Lion of Nogeyama Zoo) / Dakiny

※イメージ画像です。

いいじゃないですか、これ。

【衛生面も考慮】


yahooニュースがちょっとユニークな取り組みを紹介しています。

福岡県の大牟田市動物園と九州大などが進めているプロジェクトで、有害駆除されたシカやイノシシの肉を、動物園のライオンやトラなどに与える取り組みがそれ。

記事によりますと、使われずに捨てられる肉を有効活用するとともに動物の飼育環境を改善し、来園者にはより野生に近い動物の姿を見せることが狙い、なんだとか。

とは言っても、生きたまま与えられるわけではなく、記事の説明を引用させて頂くと、
えさになるのは、ワナで捕獲され、ジビエの料理には使えないサイズの小さなシカやイノシシ。感染症のリスクがある頭部と内臓を除いたうえで、低温殺菌と冷凍処理したものを与えることにしている。骨や皮はそのままにしているが、「人間が食べてもいいレベルの処理をしている」

だそうです。

【三方よし、な考え?】


経営難が叫ばれる動物園はコストカットに、獣害で苦しむ地域住民は獣害駆除できてラッキー、野生の生肉が食べられる動物はウハウハ、とみんなハッピーなんじゃないかと思うんですが...

いっその事、捕獲した野生動物をそのまま投入してみては?とも思ったのですが、さすがに生々しいのと、記事にもあるように衛生面の問題、特に昨今豚コレラとかヤバい病気も流行ってますし、危ないですよね。^^;
あと、動物園の獰猛な動物が野生の感を取り戻したら、飼育員さんの命にも関わることなので、やっぱ処理しないとダメですね。^^;

ちなみに、一説には野生のライオンなどは他の部位より内蔵を食べるんだそうですが...

また新たな駆除動物の行き先が決まりましたね。

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☔| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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