※イメージ画像です。
保険って、もっと解りやすくしてほしい。
【大規模な災害が発生すると損害を査定する人々を派遣することも出来ない。】
wired.jpが『パラメトリック保険』という新しいスタイルの保険を紹介しています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、どんな保険かというと、万が一の際の費用を、メールによる確認のみで素早く入金してくれる、というものだそうです。
どういう内容か、一部記事より引用させて頂くと、
新たな保険では、請求や保険会社との交渉についてあれこれと考えなくてもよい。支払い手続きを進めるために必要なのは、トリガーとなる出来事だ。つまり、一定規模を上回る地震や特定の風速に達したハリケーンなど、事前に取り決めを交わした災害の発生である。...(中略)...ある保険の対象として事前に取り決めされた災害のうち、ひとつでも当てはまるものが発生すれば、契約者全員に一定額が自動的に支払われる方式だ。
ということらしい。
これはいいシステムですね。
【やはりデメリットもある。】
かなり斬新なシステムで解りやすい保険なのですが、記事の例がすごいですよ。
例えば、事前に決められた内容の地震が発生したら、保険会社がお金が必要か?メールで聞いてくれるらしい。そしてそれに必要だと答えると、即座に保険金が入金される、らしい。
なんとも解りやすく、よいシステムと思いきや、やはり、リスクはあるわけです。
記事で紹介されているのは、例えば、震度7の地震が支払いのトリガーとして取り決めた場合、震度4で被害が出ても支払い対象にならない、など...
あと行政の規制も普及のネックになっているようです。
今後、日本でもこういう保険が普及しますかね...あるいは、すでにあるのかもしれないですが、知らないだけなのかも...
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