きれいにまとめられているし、備品リスト作成テンプレートもあったりするので、使い勝手がよさそうです。
【女性目線も取り入れた160ページの冊子】
マチコロ寝屋川というサイトで紹介されていたのですが、寝屋川市が防災情報やハザードマップを1冊にまとめた総合防災ガイドブック「命を守るワガヤノ防災」を全世帯(約11万世帯)に配布した、とのことです。
主に寝屋川市民を対象とした内容になっていますが、災害の種別(地震、大雨、土砂災害時、台風時)ごとの取るべき行動や、災害シュミレーション(地震、洪水)、家・外・地域での備えや、情報収集、安否確認の方法、女性視点の防災、子供の防災学習など、全国でも使えそうな応報をきれいにまとめられています。
冊子はA4版160ページにも及び、イラストや写真が多く使われているのが特徴で、避難所における妊婦への配慮など女性目線も取り入れられており、これまでにないものと言えそうだ、と記事は続けています。
同冊子はPDFファイルで寝屋川市のサイトよりダウンロード可能となっています。
【自分の環境に合ったものを取捨選択して】
色んな自治体がこういった住民のための防災対策冊子を用意していたりして、ネット上からダウンロードできるようにしているのはありがたいですね。
主に住民に特化した内容になっていますが、自分で気づかない視点があったりするので、いろんなところの防災冊子から自分に必要なものを取捨選択して、自分に合った防災マニュアルを作成してみてはどうかと思います。
春ははじまったばかりですが、すぐに梅雨が来て、台風シーズンもやってきます。
今年は10連休の方も多いかと思いますので、たっぷりお時間があるときに、防災について考えてみてはどうでしょ?
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