※イメージ画像です。
これって、そのまま融雪に使えないのかしら...
【静電気と同じ原理を利用】
Gizmodoで紹介されていた技術が画期的です。
記事によりますと、このほど、降ってくる雪で発電する技術が開発されたとか。
この技術を発表したのは、UCLA、トロント大学、マクマスター大学、コネチカット大学による連携プロジェクト。
『摩擦帯電型ナノ発電機』を開発し、そこで使われている技術は『Snow-TENG』と言われるもの。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、原理的には
雪は、地上に舞い降りるにつれて正に帯電して電子を放つ準備ができている状態となります。...(中略)...雪の結晶と接触したとき最も効率的に発電できるのはシリコンの負の電荷であることがわかりました。
(中略)
太陽光パネルに設置すれば、たとえ雪に覆われても発電することが可能になります。
静電気と同じ原理で、発電する装置を作ったというわけです。
小型気象センサーとして、積雪量、積算深度、風向を測定したり、ウィンタースポーツでのウェアラブルセンサーとして、アスリートの動きを記録してインサイトを出す、という使い方もできる、と記事は続けています。
【そのままヒーターにして...】
もう10年近く異常気象が続いており、雪が降ると豪雪となる地域が多い日本。
そんな地域に融雪装置として使えないですかね?
降ってくる雪で雪を溶かしてくれる装置があれば、危険な屋根の雪下ろしとか、路面凍結とか解消できそうなんですが...そこまでの電力は出ない?
あと新たなヒートテック(雪国限定版)とかできそうですね。
と、こんなことを考えて、しかし、静電気なんて今に始まったことではないし、何かあるんじゃぁ?とぐぐってみたら、2016年の韓国で静電気発電の特許が大量出願とか...^^;
みんな考えることは同じですね。
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