※イメージ画像です。
天気予報の精度が上がるのはよいことですね。
【電波で水分チェック】
rakuten newsに『何分後に雨が降る? 「ハイパー天気予報」が災害大国・日本を救うかもしれない』と記事があり、かなり興味深い内容になっています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、どういう内容かといいますと、クライマセルというアメリカの企業が『ハイパー天気予報』と言うぐらい精度の高い天気予報を使って、減災できるかもしれない、という内容です。
そして、その精度の高い天気予報に使われる技術が興味深いです。
一部記事より引用させて頂くと、
「衛星などの従来の天気センサーからのデータに加えて、航空機、携帯電話の電波塔、コネクテッドカー(インターネットに接続された自動車)など何億もの“仮想”センサーからのデータを収集します。そして、軍事目的で使えるほど優れたAIのアルゴリズムを誇る私たちのシステムで解析し、非常に正確で詳細、カスタマイズ可能な天気情報を提供できるのです」
と言う内容で、こう述べているのは、同クライマセル社のCEOエルカベツ氏。
雨の日などに携帯が繋がりにくかったりするのは、マイクロ信号波のエネルギーが水分に吸収され、拡散されてしまうためで、空気中の水分と電波の関係から天気予報しよう、という考えらしいです。
そして、この技術で、天候に左右されるいろんなサービスを劇的に変えるんではないか?と記事は伝えています。
無論、天気予報の的中率が上がれば、減災、防災に役立つことは言うまでもありません。
【日本の天気予報も精度は高いのですが...】
世界的に見ても、日本の天気予報はかなり精度が高いほうだと言われていますが、今より天気予報が60%精度が上がるとなれば、ちょっと話は変わってきますね。
この電波と空気中の水分の関係は非常に興味深いです。
降雨や台風など雨に関係する災害対策に色々応用が効きそうですね。
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