これが実用化されれば、ドローン宅配が本格的に稼働しそうですね。
【とは言え、実用化はまだまだ先】
Gigazineの伝えるところによりますと、チューリッヒ大学の研究チームが、カメラによって飛んでくる物体を認識して自動で回避する技術を開発、実際にこの技術を用いたドローンによる実験ムービーを公開している、とのことです。
その動画がこちら。
なかなかやるじゃなぁい?...と思ってしまうのですが、記事に悲しいコメントが。
チューリッヒ大学の研究者であるDavide Falanga氏によると、動いている対象物をとっさに回避する機能を商業用ドローンに搭載するのはまだほとんど不可能だとのこと。
(中略)
このようにドローンが動いているものを自動で回避できない理由は、ドローンに搭載されているモーターの応答速度とセンサーの待ち時間などでボトルネックが引き起こされるためだと研究チームは述べています。
というのがその理由。
【全然ダメダメかと思ったが...】
動画の最初のほうを見た時、え?こんなレベルで回避したと言えるの?と思ったのですがexperiment 3ぐらになると、あぁなるほど、そういうことね、と納得のいく回避映像が見れます。
ドローンのような飛翔体の最大のネックは障害物やバードストライクなので、恐らく商用利用で配達や測量などで使おうと思えば、一番重要な技術ではないかと思います。
開発者もいずれ標準装備の技術となる、と言ってますしね。
つい先日、『ドローン等飛行禁止改正法成立(NHK)』したばかりの我が国、今後の開発で色々検討が必要な部分も出てくるでしょうね。
早いとこ、実用化レベルになってほしいです。
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