※イメージ画像です。
強度とか気になる...
【100%脱石油のプラスチック】
東大発ベンチャー 株式会社CO2資源化研究所が、世界で初めてCO2からの乳酸生成の技術確立に成功、この技術に関する基本特許が近日登録されることから、生分解性プラスチック「CO2ポリ乳酸」の早期工業化へ向け注力する、とPR Timesで伝えられています。
同プレスリリースによりますと、現状、プラスチックは、石油由来が主流であり、一部バイオマス(とうもろこし、サトウキビ等)からの生産が行われているが、この「CO2ポリ乳酸」はCO2から製造するもので各方面から期待されている、とのことです。
【不織布とか出来るのか!?】
プレスリリースに期待されるポリ乳酸の用途として、
食品トレー(惣菜、鮮魚、精肉用等)、食器(リターナブル食器、簡易食器具)、パソコン・携帯端末等の筐体 包装資材(エアーパッキング等)、インキ・接着剤、土木資材、繊維・不織布製品、事務用品・雑貨 他
というのが挙げられています。
弊社が推進しております、イージーシェルフ工法で使用する部材 グラスタンドもかつてはプラスチック素材(生分解性プラスチックではない)でした。
これで作ったアイテムなら生分解性プラスチックなので、ほっとけば土の中で分解されるのでよいですね。
ただ、強度とかどれくらいで分解がはじまるのか、とかいろいろ気になります。
これを使ったアイテムは早々に出てきそうなので、今後の展開が楽しみです。
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