※イメージ画像です。
被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
【土砂崩れ多発、のり面に亀裂も】
報道等ですでにいくつも情報が出ていますが、2019年6月18日 22:22ごろ、山形県沖を震源とし、新潟県村上市で震度6強を観測した地震の影響で周辺に多くの被害が出ている模様です。
yahooニュースの伝えるところによりますと、新潟県村上市の国道345号の複数箇所で道路が隆起したり、土砂崩れが起きたりしているとの情報がある、とのことです。
また別のyahooニュースによりますと、国道345号の「弘法トンネル」で落石があり、車が乗り上げたとみられる。けが人の有無など被害状況は分かっていない、とのことです。
さらにNHKニュースの伝えるところによりますと、山形県鶴岡市の温海庁舎の職員によりますと、「住宅の近くにあるのり面に亀裂が入った」とか、「落石が起きている」などの住民から通報が相次いでいて、状況を確認している、とのことです。
まだあります。
朝日新聞digitalの伝えるところによりますと、新潟県村上市府屋の山北総合体育館に、最大で200人が避難したが、最も広い「メーンフロア」は天井のパネルが三カ所落下して使えず、避難者はウォーキングマシンなどがあるトレーニングルームや、ロビーで一夜を明かした、と伝えています。
さらにさらに、産経ニュースのTweetには、土砂崩れの画像も掲載されています。
【新潟地震】
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年6月18日
山形県沖を震源とし、新潟県村上市で震度6強を観測した地震の影響で、市内を南北に貫く国道345号で落石が発生。対策本部に向かう途中、事故に遭った村上市職員は「トンネルを抜けると、道路全面に落石があった」と声を震わせました。https://t.co/w2gW61G332 pic.twitter.com/wsEBm55qgU
地震発生時の定点カメラの映像もTweetにアップされておりますが、これがエグいです。
結構な揺れですね。
#新潟地震 #震度6強 地震動画これは......。1年前の大阪地震と同じ日とは💧 pic.twitter.com/VZhoZ4RyCb
— Milky Way (@BLUE510TRAIN) 2019年6月18日
不幸中の幸いだったのは、地震発生時のほぼ同時刻が『干潮』だったことでしょう。
新潟地震、津波も発生したみたいだけど、ちょうどドンピシャ干潮の時間でまだよかった。 pic.twitter.com/QTPjOuhf4C
— よーじろー旅団長 (@kon426) 2019年6月18日
【最悪なのは雨】
今回の地震、昨年の大阪北部地震と同日というのもあるのですが、55年前にほぼ同じ場所で発生した新潟地震とも同じ日なんだそうですね。
55年前、1964年の今日、新潟地震M7.5。26人の方が亡くなり液状化のよる被害が目立った。津波もあった。
— hacchan9642 (@hacchan9642) 2019年6月16日
6月末までの気象庁震源(早い発生が上)と安芸による発震機構(下半球)。どちらの節面が断層面に相当するか議論があったが、今は西下がりの急な節面の方とされている(はず)。 pic.twitter.com/Jg8XwNA49L
夜に地震が発生したことも最悪なのですが、梅雨時期であり、週間天気予報によると、新潟はこの週末にも雨になりそうな予報です。
上記の記事でも判るように、すでにのり面に亀裂が入っていたり、落石があったりしています。
これが雨で地盤が緩むとさらに土砂崩れや地すべりの危険性が高まります。
連動した地震が発生しないとも限りません。
リスキーな状況はまだまだ続きそうなので、状況が安定している間に可能な限りの準備をしておきましょう。
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