※イメージ画像です。
梅雨前線の影響で豪雨となっている地域が多いようで、各地で被害が出ているようです。
特に九州。
【民家に土砂流入や落石】
FNN Primeの伝えるところによりますと、鹿児島・日置市では、国道3号線沿いの斜面が崩れ、白いガードレールが、土台ごと崩れてしまった、ほかにも鹿児島市本城町で住宅の裏山が崩れ、土砂が家に流れ込み、この家に住む70代の女性が、一時生き埋めになり、レスキューが救助、病院へ搬送された、とのことです。
共同通信社の伝えるところによりますと、鹿児島市は1日、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する同市の「寺山炭窯跡」が、付近で発生した土砂崩れで埋没したと発表した、とのことです。
鹿児島県曽於市の県道では、崖崩れが起き、道路の一部が崩落、そして、3日午後6時ごろには、現場を通った乗用車が道路が崩落しているのに気付かず転落した、とNHKニュースが伝えています。
さらに長崎でも。
日テレNEWS24によりますと、長崎市の空き地ののり面が崩れたそうですが、近くの建物への被害やけが人は出ていない模様。
岡山県でも。
山陽新聞digitalの伝えるところによりますと、30日午前3時半ごろ、新見市草間の国道180号に落石があると、通行人から岡山県備中県民局新見地域事務所に連絡があった、とのこと。
落石は重さ推定200〜300キロだそうで、落石防護ネットを突き破って落ちた模様。
各地で被害続出ですが、気象庁によると、向こう1カ月も梅雨前線や湿った空気の影響で、西日本から東日本、北日本では降水量が平年並みか多くなる見通しで、今年はエルニーニョ現象の影響で梅雨前線の北上が遅れ、九州北部から四国、中国、近畿地方では観測史上、最も遅く21日遅れとなったため、長くびく可能性が高い、とhazard labが伝えています。
【逆にこれからが本番なのか??】
確かに、梅雨入りめちゃくちゃ遅かったですしね...今月一杯こんな感じで雨が降るということは、土砂災害発生率もこれからが上がるわけです。
今月後半はおこちゃまも夏休みに入るわけですが、今月はあまり楽しい夏休みにはならなさそうです。
まだ被害が出てないところでも、雨が降っているなら地盤が緩くなっているので、いつ土砂崩れや落石があるか判りません。
いつでも避難できるように、また、家に閉じ込められても一週間は生活できるように準備しておきましょう。
適度に降ってくれる雨ならいいですが、どうもそういうお願いは聞いてもらえそうにないですからね...
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