やはり色々法整備してからのほうがいいのか?
【手動で削除後もトランスクリプト(写し)は残ってる模様】
Gigazineに衝撃の記事が掲載されています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、Amazonの子ども向け音声対応デバイス「Echo Dot Kids」が子どもの読書・視聴・購買習慣を収集&記録して無期限に保持し、親が音声データを削除してもトランスクリプト(写し)が削除されない、という問題が2019年5月に発覚したそうです。
そこにツッコミを入れたアメリカの上院議員の質問に対し、Amazonサイドが2019年6月28日、トランスクリプトが削除されないことを認め、内容を説明した、と記事が伝えています。
このツッコミを入れたのは、アメリカ・デラウェア州の上院議員であるクリス・クーンズ氏という人らしいのですが、結論だけ引用させて頂くと、
「Amazonの回答は、ユーザーがAlexaと交わした会話のトランスクリプトが全てのAmazonのサーバーから削除されない可能性を示しています」
「さらに重要なのは、このデータがサードパーティーと共有されている程度や、データをサードパーティーがどのように使用し、情報をコントロールしているのかが不明であるということです」
と記事はくくっています。
【学習する以上ある程度は必要なのか?】
ちょっと気持ち悪い話ですね。
AIというヤツは、色んな情報を学習して賢くなって、便利に対応してくれるものなので繰り返し人間の嗜好性とかを学習する上でデータを保持する必要がある、というなら、ある程度やむを得ないのでしょうが、それを作った側の人間がいつでもその情報に、アクセスできる状態にあるというのはキモいですよね。
それと最後に記載されてたサードパーティとの関係性も考えると、かなり気持ち悪いです。
スマートスピーカーを使ってる方はそのあたりを理解した上で、使うことをオススメします。
とは言っても、Google先生ほか便利なITサービスを使うと、何かしら情報はぶっこ抜かれてるんですけどね。(T_T)
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