2019年07月17日

色々応用できそう!瑞典発の熱調節可能な窓フィルム





融雪に使えば、かなりよくないですか?

【熱エネルギーを別の形で保存、日没後、熱を放出】


techable.jpの伝えるところによりますと、スウェーデンのチャルマース工科大学が太陽エネルギーを使って室温を調節する窓フィルムを開発した、そうです。

その原理を記事より引用させて頂くと、
太陽光線にぶつかると光子を捕獲して異性化し、熱エネルギーを別の形で保存する。日没後最大8時間にわたって熱を放出することができる。

んだそうで、特別設計された分子「MOST(「Molecular Solar Thermal Storage」)」を含んでいる、そうです。
なんだそれ??

しかも、この特別分子の特徴として、太陽エネルギーを吸収していない夜明けには、フィルムの色は黄色または橙色。分子が太陽エネルギーを捉えて異性化されると、色が消えて透明になる、そうです。
判り易い。

今後の課題は、フィルムの特性を保持しつつ、フィルム内の分子濃度を上げて分子の価格を下げること、だそうですが、すでに研究者は解決策が見えているようです。

同大学のPR動画チャンネルに動画があったので、どうぞ。
英語ですけど。^^;




【前身のシステムでは数ヶ月エネルギー保持に成功】


太陽エネルギーのチカラだけで熱を出し入れ出来るってすごいですね。

これが市場に出回れば、エアコンいらずになるかも...いやエアコンはいるな^^;

この窓フィルムの前身となるシステムでは、数ヶ月エネルギーを保持できた、と記事にあるので、それはそれでまた別の使いみちが出来ますね。道路の融雪にはそっちが使えそう。

ぱっと思い当たるのは、融雪用の建物とかに使うとよいですよね、昼間せっせと雪を運び込んで夜に溶かす、とか。

あと屋根の上に付けるとか。

こういうのは、早く市場に出てほしいですね。今後の研究に期待です。


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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 🌁| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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