※イメージ画像です。
重量物を持ち上げたりするのに使えるなら、クレーンとか重機の軽量化にも使えるのでは...
【ヒントはきゅうりの弦】
ナゾロジーの伝えるところによりますと、MIT研究チームが、ポリマーを使った新たな人工筋肉ファイバーの開発に成功した、そうです。
同人工繊維は、従来よりはるかに優れた強度と軽量化を実現し、人工ファイバー自体の重さのおよそ650倍まで持ち上げることができる、そうです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、同人工繊維を開発したのは、同大学のポストドクターであるMehmet Kanik氏と院生のSirma Örgüç氏で、きゅうりの弦をヒントに、熱膨張率の異なる2種類のポリマーを織り合わせたとのこと。
これが市場に出回れば、現在30ポンド(約13kg)もの重さがある義手や義足が大幅に軽量化されることになり、手足に障害のある方の生活がより楽になるだろう、と記事は締めくくっています。
【熱に敏感となると、管理できるかどうか】
ただ、熱に非常に敏感で手で持っただけでも伸縮すると記事にあるので、温度管理をどうするか?は課題なのではないですかね。
ロボットアームやドローンで荷物を運ぶハンドルとかそういうところでチカラを発揮できそうです。
老朽化したコンクリートなんかの落下を防ぐ防護ネットとか作るのもよさそうです。
今後の研究に注目ですね。
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