※イメージ画像です。
今回の梅雨で一番被害を被ったのは九州かもしれませんね。
台風と梅雨前線の影響で九州各地で被害多発。
【もろ梅雨の雨にやられた感じ...】
まずは長崎。
西日本新聞の伝えるところによりますと、長崎県内では20日、大雨の影響で五島列島を中心に崖崩れや道路の冠水が相次ぎ、6市町で最大466人が避難所に身を寄せた、と伝えています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、長崎県災害警戒本部などによると、新上五島町など県内38カ所で崖崩れが発生、国道384号などが一時通行止めになったほか、五島市岐宿町では住宅の敷地に土砂が流れ込んだ、とし、さらに新上五島町の2カ所で、自宅の雨漏りを修理していた81歳と63歳の女性が屋根から転落し、腰や背中の骨を折るけがをした、と記事は続けています。
続いて、佐賀県。
佐賀新聞Liveの伝えるところによりますと、三養基郡みやき町江口の筑後川の堤防では、川側ののり面が長さ約30メートル、高さ約5メートルにわたって崩れた。佐賀市と鳥栖市で住宅や倉庫など9件の浸水被害があった、とのこと。
さらに大分県。
大分合同新聞の伝えるところによりますと、20日午前11時現在、倒木などの影響で日田市上津江町、大分市佐賀関の県道計2カ所で全面通行止め、さらに、大分市千歳の市道に土砂が流入していることに気づいた住民から通報があり、現場ではのり面が幅4メートルにわたって崩れていた、そうです。
そして、熊本県。
朝日新聞digitalの伝えるところによりますと、NEXCO西日本によると22日午前9時45分ごろ、熊本県南関町で九州道ののり面が崩れていると通行客から通報があり、直後から南関インターチェンジ(IC)―植木IC間の上下線を通行止めにした、とのことです。
【梅雨明けもちょっと延びそうですし...】
今週末あたりから、ようやくお天気は回復傾向のようですが、気象予報士がまだ梅雨明けについて語っていないところを見ると、まだまだ不安定なお天気は続くんでしょうね...
雨の日が少ないところでも、一時的にどばっとゲリラ豪雨的に雨が降ったりしているので地盤が緩んでる可能性があります。
小中学生はすでに夏休みに入ったようですし、山や川に遊びに行ったりすることもあるでしょうが、行き先の気象状況や前日までのお天気情報、防災情報をしっかりチェックして、場合によっては日を改めることも考えたほうがよいかもしれません。
災害に巻き込まれないように、十分注意しましょう。
夏休みは始まったばかりですしね。
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