2019年12月20日

災害時最強の決済手段は何か??

JakartaJakarta / preetamrai

※イメージ画像です。


意外な盲点だった...

【停電発生でPosレジ全ストップの場合】


exciteニュースが興味深いニュースを取り上げています。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、『災害発生時の「現金最強説」は本当か キャッシュレス決済の現実』とタイトル付けられたこの記事、ざっくり内容を要約すると、キャッシュレス化が進む現代社会において、災害発生時の最強決済手段はやはり現金なのか?というもの。

色んな決済手段の抱えるメリットとデメリットをあれこれ仮説を立て、過去の事例などから政府や銀行の対応なんかも説明されています。
ただ、過去の事例はほとんど残っていない、らしいですが。

電気が止まった場合、お店のレジもそうですが、銀行のATMも動かなくなります。
当然ネットワークへと繋がる端末への電源が供給されないので、回線自体が生きていても繋げられない、またはポータブルバッテリーなんかで稼働させたとしても、使える時間が限られる。


先日の千葉の台風19号の被害時でも1週間ほどは停電が続いていたようですし...
このような状況下で、買い物をするとなるとやはり現金が最強となるわけです。

しかし、普段から自宅に多額の現金をおいておくのも、空き巣被害など非常にリスキーです。

記事では、色んな決済手段を使い分けられるように、決済手段の分散が必要ではないかとして、キャッシュレスの推進もさることながら、そのバックアッププランとして災害時にどのような決済手段が有効で、それを必要な人に実際に届けることが可能か、そろそろ日本全体で検討してもいい時期なのかもしれない、とくくっています。


【やはりいくらかの手持ちは...】


記事に2012年10月に米国東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」のケースを取り上げ、大停電が発生した際、銀行ATMとガソリンスタンドに人が殺到した、その際に銀行が取った緊急対策が移動ATMの大量設置だった、と述べています。

日本でもイベントなんかの対応で移動ATMは活用されてるようですが、そもそも災害時対応は想定していない、そうです。

こう考えると、使える決済手段は分散して持っておいたほうがよいかもしれません。

今までそんなに考えたこともなく、むしろ、日常生活では小銭を持ちたくないのでキャッシュレスになってくれればよいのに、と思っていましたが、やはり現金は必要ですね。

皆様はどうお考えになるでしょうか?

【おまけ】

と、こんな記事を書いてたら、ドイツ国内最大の銀行、ドイツ銀行が、「仮想通貨は、最終的に2030年までに既存の現金に取って代わる可能性が高い。」と報告した、とCoin Otakuというサイトが伝えています。

災害時、どうやってお買い物するんだろうか??ドイツって、停電しないの??

【関連記事】


覚えておこう、行動量と体重から必要な水分量を導き出す公式

ややこしいわ!震度は7が最高レベル、でも10段階って知ってました?

最終いくらになるのやら...最新の防災対策された住宅事情がすごい

ちゃんとした奴なら、ちゃんと効果あるのね...油圧式ダンパーが正しく稼働した場合の動き

自宅地域分ぐらいは落としておくとよいかも...日本のGoogleマップ、オフライン対応、まずはAndroidから

制度設計が必要かと...公共施設の避難所化における課題が浮き彫りに...




環境・防災・リサイクルの(株)ケイエフ



(株)ケイエフの更新履歴 KF Logs、絶賛更新中!








posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☀| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。