※イメージ画像です。
このシステムなら、どこで何が必要としてるか、通信できなくても比較的早期に救援できるのでは?
【ドローンで救援マークを撮影】
Gigazineの紹介していた『DroneAid』というシステムが災害時の救助にかなり役立ちそうです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり要約すると、
国際標準なシンボルマークを救助を求める人が屋根や広場に掲示し、それを救助する側がドローンで撮影、シンボルマークの自動認識で早急にどこで何が必要になっているか、判る、
というシステムです。
記事にはそのシンボルマークの説明もしてくれてますが、記号は国連人道問題調整事務所(OCHA)が提供するアイコンを参考に作られている、と記事は続けています。
開発者のインタビューがあるので、どうぞ。
機械翻訳レベルなら、字幕設定すれば日本語も表示可能です。
【共通シンボルの用意は必要だが...】
記事にもあるように、手書きのサインなどはまだまだ識別に問題があるらしいので、共通シンボルを用意する必要があるようですが、このシステムなら通信の途絶えがちな山間部や、都市部でも停電が発生した場合にどこでどんな救助が必要なのか、比較的早期に発見可能ですね。
日本の場合、ドローンの法整備にも課題はあるようですが。
災害大国日本にあっては、こういうシステムを早期に導入したほうがよいかと思います。
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