※イメージ画像です。
これは興味深いですね。
【成層圏では雨雲が発生しない】
yahooニュースが興味深いニュースを伝えています。
現在進行中のオーストラリアの大規模森林火災ですが、この火災で発生した煙が地球を一周してオーストラリアに戻ってきた、そうです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、メカニズム的には、
森林火災で火炎積乱雲が発生
↓
煙が成層圏まで達する
↓
成層圏では雨雲が発生しないので、物質が長く浮遊しつづける
↓
流れて最終もとの位置へ
ということのようです。
さらに記事によりますと、現在研究中ではあるものの、成層圏に到達した噴煙で、太陽光が遮られ、世界の平均気温を0.6℃も低下させました、と続けています。
なお、山火事関連で、Wired.jpにも興味深い記事がアップされています。
スタンフォード大学のマテリアルサイエンティストがゲル化した難燃剤の開発を進めており、ゲル化することで雨にも風にも負けない防火剤が完成した、んだとか。
この新しい防火ゲルは、温暖化で増加が見込まれる火災を防ぐ”ワクチン”として機能するかもしれない、と記事は伝えています。
【うまくコントロールできれば...】
地球ってやっぱり丸いんですね(((*≧艸≦)ププッ
最近、どっかで地球平面説が広がっている、という記事(中身は読んでないけど^^;)を見かけましたが...
煙が一周したのも面白いですが、成層圏に到達した煙が世界の平均気温を下げた、と過去の事例を記事に掲載されていますが、これをうまくコントロールできれば、温暖化を食い止めることが出来るのでは??^^;
大気汚染、温室効果ガスの削減という問題の解決になってないので、却下と言われそうですが...
また、ゲル化防火剤も興味深いですよ。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、もともとはHIVの拡散を止めるための開発だったようです。
どのようなシステムで防火になるかのメカニズムも記事にあるので、興味のある方は読んで見るとよいかと。
面白いですよ。
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