※画像はcell.comからキャプチャさせて頂きました。
乾燥したら即死となると、ちょっと扱いづらいかも、です。^^;
【バクテリアが傷を修復】
ナゾロジーの伝えるところによりますと、アメリカ・コラロダ大学がセメントの代わりにシアノバクテリアとゼラチンを使用したコンクリートを開発中だとか。
詳細は記事を読んで頂くとして、通常のコンクリート製造と何が違うかというと、バクテリアが生きているうちは、コンクリートを再生・修復できる、という特徴を持っているそうです。
この研究は、1月15日付けの「Journal Matter」に掲載されている、と記事は伝えています。
あと、製造過程で温室効果ガスを発生しない、色がバクテリアの光合成の関係で緑になっちゃう、現状通常のコンクリートほどの強度はないが、平均的な成人の体重を支えるには5センチ四方の立方体型で十分、という特徴もあるそうです。
残念なことに、バクテリアが死滅したら自己修復は不可能なので永続的に自己修復してくれるわけではなさそうです。
研究者は乾燥に強いバイオコンクリートの開発をすすめると記事は結んでいます。
【制御の問題もあるでしょうけど。】
面白いですけど、現状では構造物に使うにはちょっと怖いアイテムで実用的ではなさそうです。
しかし、人手不足、少子高齢化が進む日本にあっては、”使える自己修復系マテリアル”が今後待望されるところです。
勝手にバクテリアが増殖しまくって、日に日に構造物の形が変わっていくとか、あらぬ方向に角が生えたとかないんですかね?^^;
これまでも色んなコンクリートの開発を見てきましたが、ついに生体系マテリアルの分野に進んでいくのですね。
ちょっと楽しみではありますが...
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