※イメージ画像です。
不思議の国のアリスな社会になりそう。^^;
【コーティングすれば使える!木材だったそうだし...という発想】
カラパイアで紹介されていた未来の建築資材の話が、ぶっとんでいるけどちょっと面白いです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくりかい摘んで言うと
・生きた真菌の菌糸体を利用して、構造基質を開発するよう提案する。
・狙いは、生物素材から成長する建材を使うことで、建築のさいの化石燃料や鉱業への依存を減らすというもの
・真菌素材はフォーム状、木材状、ポリマー状、エラストマー状など、幅広い特性を獲得できる→建築資材として使える。
・コーティングを利用することで、キノコ内部のネットワーク構造を配管や配線として最大限に活用することができる
という視点からだそうです。
この研究を行っているのは、オランダ、ユトレヒト大学のハン・ウーステン氏で、難題ではあるが建物が成長、自己修復、適応する方法や、地産地消の建材で従来の建築ではかかってしまう運送や生産上のエネルギーを最小限にする方法を模索するチャンスだ、というコメントで記事をくくっています。
【どちらかというと、人が住まない構造物のほうに向いているのでは?】
おもしろい発想ではありますが、なんせ相手は菌なわけで、人体に与える影響とか成長の制御なんかを考えると、人が住むような建物の建材として使うのはいかがなものかと思ってしまいますね^^;。
むしろ、弊社の取り扱う土砂災害防止のための材料として使うほうが効果的なような気がしますが...
それにしても、時代は生体マテリアルな方向で進んでいるんですかね。
最近、こういった植物だの菌だのを使った材料のニュースをよく目にします。
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