※イメージ画像です。
これがうまく機能すれば、震災瓦礫とかいい感じに処理できそうですね。
ま、まだ先の話にはなりそうですが。
【コンクリートがれきと廃木材から新建築資材】
東京大学 生産技術研究所のプレスリリースによりますと、東京大学 生産技術研究所、株式会社バイオアパタイト 、大野建設株式会社らは、コンクリートがれきと廃木材を粉砕して混合し、ホットプレス(加熱しつつ圧縮成形)することで、コンクリートと木材が融合した新たな土木/建築材料として、コンクリートがれきをリサイクルすることに成功した、とのことです。
詳細は同プレスリリースを読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり同研究の要点を引用させて頂くと、
・必要な材料は、コンクリートがれきと廃木材と水だけで、新たなセメントは不要、また、副産物も発生しない。
・リサイクルコンクリート内では、木材の成分の1つであるリグニンがコンクリートがれきを接着。
野菜や落ち葉、製紙工程で発生する副産物としてのリグニンなどでも代用可能。
・生産の際に大量のCO2を発生するセメントを使用しないため、温室効果ガスの排出抑制効果も期待。
となっています。
この技術を活用して、内装材や外壁材、合板の代替など、さまざまな土木/建築材料としてのコンクリートがれきの再生利用を考えおり、環境負荷も低減されると期待する、とプレスリリースはくくっています。
【耐久性あるなら、究極のリサイクルかも、です。】
建築廃材が新たな材料として生まれ変わるのはよいことです。
あとはコストが合うのか、出来上がった素材の耐久性は?というところすかね。
先の震災なども結構な瓦礫が出たことですし、老朽化してる建物もたくさんあるので、早く市場に出てほしい技術です。
今後の展開を見守りたいところです。
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