※イメージ画像です。
強度をもたせることが出来れば、土木・建築資材として使えないかな?
【しかも、生分解】
techable.jpが興味深い記事を取り上げています。
マクドナルドのポテトを揚げた後の廃油を3Dプリンター用の樹脂に変換することにカナダのトロント大学の研究チームが成功した、というのです。
記事によりますと、研究チームは、化学プロセスを経て1リットルの廃油から約420mlの3Dプリント樹脂を生成、その後、その樹脂を使って小さな蝶のオブジェクトを3Dプリントすることに成功、さらにその出来上がった蝶のオブジェは暖かい温度に晒されても変形することなく構造を保つことができた、そうです。
そして、プラスチックオブジェクトを土壌に埋めた後、約2週間で重量の20%を失ったことも発見されており、生分解性される点も大きなメリットだと指摘されている、と記事は続けています。
【リサイクル資材が出来るのはよいことですね。】
みんな大好き、ファストフードのポテト。その廃油を新たな造形物の元に出来るのはよいことですね。
しかも、生分解可能となれば、こんなによいことはありません。
強度を持たせたり、耐熱温度を上げれたら、建築・土木資材として活用できそうです。
まだまだ実用化には時間がかかりそうですが。
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