Raio no Rio de Janeiro / Rodrigo_Soldon
※イメージ画像です。
これは理系の人じゃないと全く気づかないでしょうね。^^;
【空気中の窒素が雷放電で酸素と結合】
ウェザーニューズに興味深い記事が掲載されています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、
『【七十二候】雷乃発声雷には植物を育てる力がある?』
というタイトルがついています。
雷に植物を育てるチカラがある、というのです。
どういうことかと言うと、記事より一部引用させて頂くと、
雷放電により空気中の窒素は酸素と結びつき、窒素酸化物となります。これが雨に溶けて降り注ぐと、稲の肥料となり成長を促進させるとのこと。
そこまで多い供給量ではないものの、稲が成長する上で雷は非常に重要な存在のようです。
ということらしいです。
植物の育成に重要な窒素・リン酸・カリウム、このうちの窒素を空気中から地中へ持っていくのに、雷と雨が重要だそうです。
【自然の仕組みは良く出来てる】
世の中、よく出来てる、という表現はこういうところにぴったりマッチするような気がします。
雷が多い年は豊作だと言われるようですが、こういうことが理由のようです。
さらに、記事の冒頭にもありますように、
30日からは「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」です。...(中略)...先人の言葉に「稲妻ひと光で稲が一寸伸びる」というものがあります。流石に一度の雷でそこまでの成長は難しいですが、この言葉の背景にはきちんとした理由があるようです。
と説明されています。
こういう自然の仕組み的ことをうまくコントロールできると、色んなことがうまくいきそうなんですけどね。
なんせ相手は自然なので、コントロールすることはそうそう容易ではありません。
ともあれ、雷が植物の成長に少なからず影響していることは覚えておきましょう。
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