2020年04月23日

防災も世界標準化へ...『防災ISO』提案へ 東北大災害研

isoiso / byzantiumbooks

※イメージ画像です。


色んな表示などはやっぱり、どこで見ても一緒がいいですね。

【早ければ2023年の発効を目指す】


河北新報の伝えるところによりますと、東北大災害科学国際研究所が官学民の有志と連携し、国際標準化機構(ISO)が20〜24日に開く国際会合に、新規格となる「防災ISO」を提案する、とのことです。

経緯や詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ISO化することの意味は、東日本大震災の被災地発の防災ISOをつくることで、国内の防災ビジネスの創出につなげ、産業振興と国内外の防災力向上に貢献したい、と災害研の今村文彦所長がコメントしています。

また、一部記事よりその内容を引用させて頂くと、
例えば水害のリスクを示すハザードマップには津波と洪水があるが、同じ自治体でも浸水深を示す色がばらばらなケースが目立つ。災害ごとに色の表す意味が違っては、いざという時に誤解や混乱が生じかねない。国内外で認識を一致させるメリットは大きい

と同所長はインタビューに答えています。

【外国人労働者も増えているので...】


多様化する日本社会でも、外国人労働者が増える昨今、災害マップや街の表示などもよくわからない、自治体をまたげば、またイチから覚え直さないといけない、となるとさらに混乱しそうです。

国際的に統一されれば、どこの国に行っても一定基準を元に判断もしやすくなるので、海外からくる人にとっても、また日本人が海外に行った場合も助かりますね。

色や表してる記号の統一ぐらいでよいような気もしますが。
どうなるか、今後の動向に注目ですね。


【関連記事】


リアルな現地情報を共有可能。「災害マップ」の正式版提供開始 ヤフー

すごいベタですが...大阪府、災害時の一斉帰宅抑制啓発動画『STOP!!災害時の一斉帰宅』公開

すごい...あの『特務機関NERV』が災害対策車両運用を開始する、らしい(2019)

覚えておこう、行動量と体重から必要な水分量を導き出す公式(2019)




(株)ケイエフの看板が車椅子になる、マルチ看板



(株)ケイエフの更新履歴 KF Logs、絶賛更新中!








posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☁| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。