※イメージ画像です。
色んな表示などはやっぱり、どこで見ても一緒がいいですね。
【早ければ2023年の発効を目指す】
河北新報の伝えるところによりますと、東北大災害科学国際研究所が官学民の有志と連携し、国際標準化機構(ISO)が20〜24日に開く国際会合に、新規格となる「防災ISO」を提案する、とのことです。
経緯や詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ISO化することの意味は、東日本大震災の被災地発の防災ISOをつくることで、国内の防災ビジネスの創出につなげ、産業振興と国内外の防災力向上に貢献したい、と災害研の今村文彦所長がコメントしています。
また、一部記事よりその内容を引用させて頂くと、
例えば水害のリスクを示すハザードマップには津波と洪水があるが、同じ自治体でも浸水深を示す色がばらばらなケースが目立つ。災害ごとに色の表す意味が違っては、いざという時に誤解や混乱が生じかねない。国内外で認識を一致させるメリットは大きい
と同所長はインタビューに答えています。
【外国人労働者も増えているので...】
多様化する日本社会でも、外国人労働者が増える昨今、災害マップや街の表示などもよくわからない、自治体をまたげば、またイチから覚え直さないといけない、となるとさらに混乱しそうです。
国際的に統一されれば、どこの国に行っても一定基準を元に判断もしやすくなるので、海外からくる人にとっても、また日本人が海外に行った場合も助かりますね。
色や表してる記号の統一ぐらいでよいような気もしますが。
どうなるか、今後の動向に注目ですね。
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