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本格的な梅雨シーズン前だからこそ、知識を蓄えておきましょう。
【沖縄ではすでに経験済み】
本格的な梅雨入りを前にあちこち土砂災害に関する記事や新型コロナウィルスの関係もあり、避難所でのあり方などの記事が多く見受けられます。
いざというときのために、まだまだ外出自粛継続の今、ちょっと真面目に考えてみてはどうかと思います。
■琉球新報に今年のGW時に大雨の被害を受け、避難所を開設した沖縄県が避難所のあり方の難しさを伝えています。
避難所でのマスク、距離を保つ間仕切りなどの整備は追いついていない、と記事では伝えています。
■yahooニュースでも、アメリカでの例を挙げ避難所での感染拡大を取り上げています。
サンフランシスコの避難所では140人中95人という高い率で、さらに怖いのはスタッフの16%が感染した、と記事は伝えています。
記事には避難所での感染防止のためのアイデアも掲載されています。一部引用させて頂くと、
『雑魚寝』は絶対ダメ。100%全員がベッドを使うのが、コロナウイルス禍の避難所。飛沫は最終的に床に落ち、硬いところだと5日から最大9日はウイルスが感染力を保持していると言われていて、雑魚寝だと床に近いので吸い込んでしまう。僕は『垂直避難』と言っているが、床から逃げるという意味でベッドはマスト
と避難生活学会理事を務める新潟大学の榛沢和彦特任教授のコメントを掲載しています。
■tenki.jpでは、そもそも災害発生時に役立つハザードマップの見方は解っていますか?とハザードマップの見方を詳細に説明してくれています。
今一度、確認しておいたほうがよいでしょう。
■ソフトバンクニュースには、土砂災害が発生した際に、ご自身がどう行動すればよいかのアドバイスを説明してくれています。
これも参考になるでしょう。
■ウェザーニューズでは、表層崩壊と深層崩壊の違いや国交省の深層崩壊推定頻度マップの紹介など行われています。
【ご自身の環境に合った対策を】
居住環境や持っているネットワークなどにより災害時の避難方法や防災対策は変わってくると思います。
土砂災害、河川の氾濫、地震などで避難を余儀なくされた場合、自分はどうしたらよいか、頼れるところはあるか、避難所に行かざるを得なくなった時、何に気をつけないといけないか、自身で用意しておかないといけないものは何か、平時の段階で想像力を働かせて整理しておくとよいのではないでしょうか。
これから日本は梅雨入りを迎え、雨が多くなる季節。
さらには、ここ最近あちこちで群発地震とも取れる震度3〜4の地震が多発しています。
外出自粛で遊びに行けず、比較的時間が取りやすい今こそ、ご自身の防災対策を整理してまとめておいてはいかがかと思います。
お散歩がてら、避難経路の確認、避難経路の危険箇所をチェックしてみるのも気晴らしになってよいかもしれません。
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