※イメージ画像です。
このところの群発地震続きもそうですが、その影響での落石・斜面崩落も続いてますね。
【観光名所の「河童橋」の奥に見える山で斜面】
先日、北アルプスで地震による斜面崩落のニュースをお伝えしましたが、29日にも地震による斜面崩落、落石が北アルプスで発生した模様です。
NHKニュースの伝えるところによりますと、29日午後7時すぎ、長野県松本市で震度3を観測する地震があり、この地震の直後、観光名所の上高地に設置したNHKのカメラには、山の斜面の一部がごっそりと崩れ落ちる様子が映っていた、とのことです。
記事に動画がありますが、結構な崩れ具合です。
また同様に、信毎Webでも同様の記事を伝えていますが、北アルプス涸沢(松本市安曇)の山小屋「涸沢ヒュッテ」のスタッフさんのコメントを掲載しています。
引用させていただくと、
「岩が剥がれ、どんと雪の上に落ちる音がして外に出て撮影した」
として、土砂の一部はヒュッテまで20メートルほどに迫ったが、けが人や建物の被害はなかった、とのことです。
【これから梅雨だし...】
四国と九州の一部はすでに梅雨入りした、という話でこれから梅雨に突入する地域が増えてきます。
そうなると、当然地盤が緩くなるので、土砂災害の危険率も上がります。
そこへ来て、各地で頻発している群発地震...嫌な季節に入ってきましたね。
新型コロナウィルス絡みも、落ち着いてはきたものの、まだまだ全然予断を許さない状況ですし...
地域の防災情報、気象情報をこまめにチェックして、災害に巻き込まれないようにしましょう。
危ないなと思ったら、躊躇なく避難を。
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