2020年06月24日

老朽化対策とビッグデータ収集...アメリカで開発進む『インテリジェント・コンクリート』とは

Concrete PatchConcrete Patch / Pam_Broviak

※イメージ画像です。


センサーの耐久性ってどうなんだろか?

【橋や道路にセンサーを埋め込んでデータ集めまくり】


Ideas for Goodというサイトに『老朽化を防いで安全な道をつくる。アメリカで開発される「インテリジェントコンクリート」とは』という記事があり、ちょっと興味深いですよ。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、道路や橋の老朽化対策に、新しく作る橋や道路にセンサーを埋め込み、いろんなデータを取って対策しよう、あるいは、『自己修復コンクリート』で自力でクラックの修復を行えるようにしよう、というお話です。

ビッグデータ収集に関しては、インフラの状態、耐久性のほか、交通量の少ない車線を特定し、交通を分散させるなどにも使えると記事は伝えています。

自己修復コンクリートについてはすでに何度か当ブログでも取り上げましたが、その仕組みが紹介されています。

【少ない原資で最大の効果を】


日本にあっては、少子高齢化が進む中、そしてそろそろ限界に来ている既存の橋や道路の修復等は人もお金もかかるので、こういう技術だ大事になってきますね。

うろ覚えで恐縮ですが、コンクリートなどの構造物って50年ぐらいでダメになると聞いた覚えがあるのですが、埋め込むセンサーってそんなに長く利用可能なんでしょうかね?

埋め込むと言っても、コンクリートにどぼんってわけではないでしょうが...

日本は最近熱帯雨林化して、雨の降り方が豪雨になりやすかったり、そのせいで河川が氾濫したりと構造物にかかる負荷も大きくなっているので、こういった技術が大事になってきます。

今後注目の技術ですね。

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 | Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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