※イメージ画像です。
15秒って...アスリートでも無理。
【傾斜約25度の谷間を平均時速約46キロで】
yahooニュースの伝えるところによりますと、熊本県を襲った豪雨に伴い、同県芦北町の田川地区で4日発生した土石流は、山の崩落場所から約190メートル先の住宅地に15秒で到達したとする推計を、京都大の竹林洋史准教授(河川工学)がまとめた、とのことです。
記事より引用させて頂くと、
国土地理院の地形データや被災後の航空写真などを基に、コンピューターで土石流の流れ方を解析。傾斜約25度の谷間を平均時速約46キロで滑り落ち、高さ2〜3メートルの山津波となって住宅地を襲ったと推定した。
と記しています。
また同教授がこの速度なら走っても逃げられないし、自宅の二階に逃げても建物が倒壊する恐れがあるので、早めの避難を心がけてください、とコメントを記しています。
【斜面が近いヒトは、早めに対策しておいたほうが良さそう。】
家の裏に斜面がある方や、斜面が近いところにお住まいの方は、梅雨が終わるまで別の場所にいたほうがいいかもしれません。
今年の雨は突然豪雨になったりしますし、これだけ長期に渡って雨が断続的に降っていると、もはや地盤は大量の水分を含んでゆるゆるだと思っておいたほうがよいでしょうし。
被害がまだない状態なら、貴重品など別の場所に移しておけば被害を最小限に押されられるかもしれません。
ひと月程度なら、レンタル倉庫的なところを借りてもしれてるんじゃないですかね。
ご自身の住まわれている環境に併せて、命と財産を守る方法を検討したほうがよさそうです。
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