2020年08月20日

日本こそ必要なんですが...Google、Android端末で世界最大の地震検知ネットワークを構築する技術を発表




地震大国 日本にこそ重要な技術だと思うのですが...

【標準装備の加速度センサーがまんま地震計に】


Gigazineの伝えるところによりますと、Googleが、Androidスマートフォンを利用して世界最大規模の地震検知ネットワークを構築できる技術を開発したと発表した、とのことです。

詳細は記事を読んでいただければよいかと思いますが、原理としてはAndroid端末のほぼすべてに、加速度センサーが搭載されており、それが地震の第一波であるP波を感知、その信号をサーバで集約し、実際に地震が起こっているかどうかを把握、端末に地震情報を発信する、という仕組みのようです。

何よりこのシステムの優れた所は、新しくアプリ等を導入する必要がない、Android バージョン5.0以降のデバイスであれば対応可能、全世界で25億台以上のスマートフォンをShakeAlertのネットワークに組み込めるようになることだと記事は続けています。

2019年10月からカリフォルニア州限定で本格的な運用試験が行われており、2021年までに他の地域でも同ネットワークが広がることを期待している、と記事は結んでいます。

同システムのプロモ動画があるので、どうぞ。



【日本ではシェアが...】


Android端末を持っていれば、国内で発生した地震もさることながら海外で発生した地震による津波も予測できるので、精度と情報伝達のレスポンスがよければ、地震大国日本にあっては有益なシステムになりそうです。

ただ、いかんせん日本でのAndroid端末のシェアが...XREAというサイトによると、2020年1月現在の日本でのスマホOSのシェアは、

Android OS 33.84%
iOS ( Apple ) 65.94%


となっています。

このGoogleのシステムがうまく稼働したところで、サービスの恩恵を受けれる日本人は3割ちょっと、ということになりますね。

日本も気象庁やその他民間企業から色んなアラートシステムが出ているので、何もこのシステムが絶対ではないですが、スマホを持っているだけで、手間暇かけずに地震情報が入るというのはありがたい話です。

この仕組をうまく活用できれば、いろんな地震アラートシステムができそうですね。

このシステムが稼働するまでは、スーパーサッチャーをご検討ください。

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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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