2020年08月24日

台風よりヤバくない??今月10日に米中西部を襲った『デレチョ』とは...




※画像はABC Newsの動画からキャプチャさせて頂きました。


こんなのが日本で発生したら、日本終了のお知らせですよ...

【ダウンバーストしながら移動する巨大雨雲】


今月10日に『デレチョ』と言われる暴風雨が米中西部を襲い、甚大な被害を出しているとしてカラパイアがその惨状を伝えています。

『デレチョ』とは、カラパイアの説明より引用させていただくと、
「デレチョ」とは、スペイン語で「前方へまっすぐ」という意味で、弓状の強雨域「ボウエコー(Bow echo)」が長時間かつ長距離にわたって発生する現象のことだ。

だそうです。

さらにアメリカ ABC Newsにその詳しい解説が動画(2009年のニュースのようですが)で紹介されています。
これが如何に怖い存在であるかがよく解ります。このまま再生できないようなので、youtubeへ移動してご覧ください。
1分15秒ぐらいから、説明があります。
(自動翻訳で日本語に設定してご覧ください。)



ざっくり要約すると、幅250マイル(約402km)、長さ800マイル(約1287km)の雲の塊がダウンバーストしながら、時速50〜70マイル(80km〜112km)で進んでいく存在だ、というわけです。

その大きさはこんな感じ。(2020年6月の映像)



このデレチョ下では、竜巻、雹、豪雨、暴風雨が展開されるわけで、それがどれほどの威力になるかというと、こんな感じです。(これはこの8月のデレチョの被害)




同記事にその威力の凄さを表す被害のTweetが多々紹介されているので、ご覧いただければよいかと思いますが、もっとも強烈なのはこれでしょう。



サイロぺっちゃんこ。

記事では、デレチョに酷暑、新型コロナウィルスに暴動とアメリカにとっては試練の年になっている、日本も対岸の火事にあらず、とくくっています。

【温暖化がますます自然災害を凶暴化してる感じ】


おそらくだだっぴろい平野が多いアメリカゆえにこんな現象が起こるのではなかと思うのですが、この強さの台風が来て日本列島を縦断していったら、壊滅的な被害が出ますね。

とは言っても、台風などの災害は海水温が大きく影響するので、我々人間にはどうすることもできません。
やってくる自然災害からいかに被害を最小限にするか、だけで、命をいかに守るかにつきると思います。

日頃から、想定のさらに上を行く想定をして最悪死なないようにしたいものです。

ちなみに、このほど理化学研究所、千葉大学、東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)らの国際共同研究グループが、人工衛星による世界の降水観測データ(JAXAの全球衛星降水マップ(GSMaP))を生かした5日後までのリアルタイム降水予報を、理研の天気予報研究のウェブページおよびJAXAの降水情報ウェブページ「GSMaPxNEXRA 全球降水予報」で8月20日から公開した、とプレスリリースが出ていました。

使い方がよく解りませんが、リアルタイムで5日後までの降水予測ができるのはよい目安になりそうです。
あれこれいじってみてはどうでしょ?

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☀| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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