※イメージ画像です。
とても興味深い樹木です。
【世界的には450種類ほど存在する。】
ナゾロジーに興味深い樹木が紹介されています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、土中に含まれるニッケルを大量に吸い上げている樹木がインドネシアで発見されたそうです。
記事によりますと、ほとんどの植物はいくつかの酵素を活性化させるために少量の重金属を土壌から吸い上げているが、吸い上げるニッケル量が少しでも多いと、そのニッケル自体が毒となり逆に植物を殺してしまうのだそうです。
しかし、ある植物はニッケルを細胞壁内に結合したり液胞の中に貯蔵したりするので、ニッケルを過剰に吸収しても死ぬことがないんだとか。
インドネシアで発見されたニッケル貯蔵植物は、「Sarcotheca celebica(サルコテカ・セレビカ)」と「Knema matanensis(ネマ・マタネンシ)」という2種類の植物で、乾燥葉1gあたり最大5,000μgのニッケルを摂取できる、と記事は伝えています。
世界的には450種類ほどニッケル貯蔵植物はあるそうですが、生息地にニッケルがもともと少ない土壌なため、効率的に採取できないんだそうです。
こういった植物を植栽すれば、山を削ったりして環境を破壊することなく鉱物を産出できるため、研究者は今後にこういった植物の探索を続けていると記事はくくっています。
【土壌汚染に特化した植物もいたりする?】
植物や昆虫などはどういうわけか、環境適応能力が非常に高くほかの動物なんかより早く進化する、というか環境に適応する能力があるようなので、ひょっとしたら、探せば他の重金属を大量に吸い上げてくれる植物もいるかもしれまんせんね。
見つけるのは大変そうですが...
鉱物採取にむやみに山林を伐採したりすれば、土砂災害の危険率も高くなりますし、樹木から鉱物が取れるなら、効率も良いですし環境にもよいので一石二鳥でよいですね。
日本にもあるんでしょうか?こんな植物??
金とか吸い上げてくれる樹木どっかにないですかね?^^;
【関連記事】
これはアカンやつや!?タンブルウィードがいかにリスキーかを解説した動画
塗装はマズいと気づいたお隣の大国、新たな手法で『緑化』する。
傍目に見てる分には楽しいけど...ロックダウン後半年ぶりに帰ったら家がジャングルと化していた家族
IoTと『生体受容性コンクリート』で垂直緑化の面積拡大が可能に
なるほど、自然はすごいな...雷に植物を育てるチカラがある、らしい。
Follow @norimenKF