※イメージ画像です。
台風が多い日本はやったほうがいいかも。
【ブクブク泡で深海の冷水を上に】
techable.jpに面白い研究が紹介されていました。
記事によりますと、ノルウェーのスタートアップ企業が、熱帯低気圧の勢力を人工的に削ぐ技術を開発中だそうです。
その名は『OceanTherm』。
詳細は記事でご確認頂ければよいかと思いますが、ざっくり言うと、海底にパイプを何本も敷いてそこからブクブクと空気の泡を出し、深海の冷たい水を海面に持ち上げて(かき混ぜる感じになるんですかね?)、海水温を下げよう、というわけです。
小規模な実地テストをすでに終わらせており、ノルウェーで行われたそのテストでは、深さ50mの海底からバブルカーテンを発生させ、海面温度を 0.5℃下げることができた、と記事は続けています。
【台風の原因を取り除ければ...】
台風がよく直撃する日本にあっては、これは注目の技術ですね。
今年は特に日本近海の海水温が高かったため、台風が強力になったというのもありますし。
海底にパイプを敷くというのが、ものすごく大掛かりな気がするのですが、ほかに方法はありそうな気もします。
これが功を奏するなら、是非日本近海でもやってほしいところです。
次回の実験は実際に多くのハリケーンが通過するメキシコ湾で行われる模様と記事はくくっています。
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