※画像は、芝浦工業大学と川田工業株式会社のプレスリリースよりキャプチャさせて頂きました。
いよいよ現場でロボットが働いてくれる時代か。
【出来形測定データをクラウドサーバに転送して自動帳票化】
techable.jpの伝えるところによりますと、芝浦工業大学と川田工業株式会社が共同で、建設現場のテレワーク化に向けたアバターシステムの共同開発を開始した、とのことです。
詳細は記事およびプレスリリース(PDFファイル)を読んで頂ければよいかと思いますが、カワダロボティクスが製造販売する「NEXTAGE」を改良開発した「移動型作業ロボット」と遠隔操作端末、計測器等を高速通信で連結したシステムで、関係者がインタラクティブに情報を共有しながら現地職員との協働作業などを可能している、と伝えています。
同開発では、橋梁工事の現場にアバターシステムを導入、発注者の遠隔立会なども 可能になるため、工事の生産性と品質保証能力の向上も期待できるようになる、と記事は続けています。
【メンテをどうするか、が課題ですかね。】
クラウド上で自動で帳票化できるのはよいですね。
建設・土木業界もやっとロボット化が進んできた、という感じでしょうか。
ただ、屋外で作業するのがロボットだったりするとメンテをどうするか、作業途中で止まったら誰がメンテするのか、という課題は出てきそうです。
結局はそこに人が張り付く?
100年後ぐらいには、自己修復機能を備えたロボットとか出てくるんでしょうけどね。
新型コロナウィルスが自動化をどんどん進めているというのは、ちょっと皮肉な気もしますが、よい傾向ですね。
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