
Typhoon Wipha / Marc van der Chijs
※イメージ画像です。
まとめ記事が出始めると、年末感が増しますね。
【台風上陸なしと長梅雨が印象的】
tenki.jpが毎年恒例の『<2020年お天気総決算A>日本気象協会が選ぶ2020年お天気10大ニュース・ランキング』を発表しています。
ランキング入りした各お天気がらみの自然災害の内容は記事でご確認頂くとして、タイトルだけ引用させて頂くと、こんな感じになります。
1位 令和2年7月豪雨 およそ1か月にわたる大雨で大きな被害(7月)
2位 猛暑日連続記録を続々更新 浜松41.1℃で国内歴代最高気温タイ(8月)
3位 12年ぶりに台風上陸なし 7月の台風発生ゼロは史上初
4位 記録的な暖冬 「初氷」や「初雪」の最晩記録続々更新(1月〜2月)
5位 梅雨の期間中は記録的な日照不足 各地遅すぎる梅雨明け(7月)
6位 沖縄・九州に立て続けに台風接近 台風10号は接近前から警戒呼びかけ(9月)
7位 観測史上初9月に40℃超え 日本海側で猛暑日続出(9月)
8位 異例なルートの台風14号 前線と台風で伊豆諸島南部は豪雨(10月)
9位 恐怖を感じる猛烈な雨 熊谷で10分間雨量観測史上1位タイに(6月)
10位 桜前線東京からスタート 休眠打破が進まず鹿児島の見頃は4月下旬に(3月〜4月)
記事によると、同ランキングは、日本気象協会所属の100名の気象予報士が、今年印象に残ったお天気ニュースを選び、結果をランキングにしたもので、最も印象に残ったお天気ニュースは「令和2年7月豪雨 およそ1か月にわたる大雨で大きな被害」となったとのことです。
【梅雨が季節の一つになるという噂も】
今年は台風がうまいぐあいに日本を避けていってくれた(とは言っても、沖縄方面は結構なダメージを受けたようですが)感じだったので、地球の風の流れがこのまま梅雨時期に日本を避けるように動いてくれたらありがたいのですが、そうも行かないでしょうね。
そして、台風の上陸はなくとも、台風周辺の風の影響で台風本体から離れた場所で大雨になっていたのが、個人的には印象的です。
さらに、梅雨がひと月続いたというのもちょっとびっくりですね。
一説には、梅雨がこのまま季節のひとつになるんじゃないか、という都市伝説みたいな話もあるようなので、これはこれで困りものです。
ちなみに、同tenki.jpの気象予報士が選んだ今年の漢字は『雨』だそうです。
雨も降らないと困りますが、分散して小出しにちょっとづつ降ってくれないですかね。
来年は気象災害が少ない年になってほしいところです。
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