2020年12月17日

臨場感まで伝わるのが5G?...ローカル5Gを活用した無人化施工 熊谷組とNEC実証実験

DCO VR WorkshopDCO VR Workshop / deepcarbonobservatory

※イメージ画像です。

5Gって、こういうところで役立つんですね。

【VRヘッドマウントディスプレイ、360℃カメラ、加速度センサーで現場を再現】


クラウドWatchの伝えるところによりますと、株式会社熊谷組と日本電気株式会社(以下、NEC)が10日、自然災害現場等の工事現場における、ネットワーク対応型無人化施工を想定した実証実験を実施し、ローカル5Gを活用した4K映像の伝送、および重機模型のVR遠隔操作に成功したと発表した、とのことです。

詳細は記事を読んで頂くとして、なかなか衝撃的な実証実験内容を一部引用させて頂くと、
...また実験では、建設機械の映像をHMDに表示すると同時に、モーションベースにより建設機械の傾きや振動などの動きを再現している

とあります。

これだけの情報量を転送しながらも、5Gネットワーク下では低遅延かつ大容量な通信が可能であり、高品質かつリアルタイムに伝送することで、建設機械を傾斜地などで運用する場合でも、実際の搭乗操作に近い感覚で遠隔操作が可能になる、と記事は続けています。

【現場から離れたビルの中で重機操作が現実に。】


2021年の話題のひとつとなるであろう、5Gネットワーク。
一般ピーポー的には、ゲーマーぐらいしか使いみちがない(その効果を享受できない)んじゃないかと思ってたんですが、ビジネスの現場ではかなりお役立ちになりそうですね。

遠隔地で、実際に重機を現場同様に扱えるようになれば、かなり作業効率は上がるでしょうし、コストカットも可能になります。(その分、イニシャルコトスはかなり突っ込まなとダメなんでしょうけど。)

少し前にAIが社会に浸透すると、仕事を奪われる業態が出てくるという話がありましたが、最近では管理職は無くなる傾向にあるが、現場仕事はむしろ増えるという研究もあるので、この遠隔無人施工も実際にやってみないと解らないかも、ですね。

いずれにせよ未来っぽくて、楽しみです。

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