※画像はロイターのyoutube動画からキャプチャさせて頂きました。
工事現場とか周囲の騒音が多いところでも有効なんじゃないかと。
【小さな声を届けるだけじゃなく翻訳も可能】
techable.jpで紹介されていたスマートマスク『C-face』が興味深いです。
記事によると、同製品は、ドーナッツ ロボティクス株式会社が、国内最大級のクラウドファンディングサイトMakuakeにてスタートさせた新型スマートマスク「C-FACE」プロジェクト。
詳細は記事でご確認頂ければよいかと思いますが、ざっくりその特徴を引用させて頂くと、
・最大の特徴は、「スマートフォンにつながるマスク」。
・使用は市販のマスクの上に付けて利用。
・「C-FACE」を装着した状態で話すと、声を相手のスマートフォンに届けられ、専用アプリ上で文字化することができる。
・通信はBluetooth活用なので、10m先の相手にも音声が届く。
・翻訳機能(8ヶ国)も利用可能。
と言ったところ。
さらに今回は新機能として、スマートマスクに「ストレスチェック」を追加。アプリと連携させることでユーザーの「心の元気度合い」を数値化する、と記事は伝えています。
プロモーション動画がこちら。
プロモーション動画では、その機能の実用性がわかりにくいですが、ロイター社が実利用した取材動画がyoutubeにアップされているので、こちらのほうが解りやすいです。
【マスク常用化の昨今、これはアリかも。】
マスクをつけると、どうしても声がこもって聞き取りづらかったりする。
その上ソーシャルディスタンスを意識しないといけないので距離をとらないといけない。
かと言って大声を出すと周りの迷惑にもなるし、飛沫も多くなる。
そんな問題を解決してくれそうなガジェットですね。
お値段がそこそこする(6000円弱)ので、ちょっと二の足を踏んでしまいますが、接客サービスや工事など周囲が騒々しい環境で働く人には、あると強い味方になりそうです。
気になったのは、受け手側がアプリか何か入れないとダメなのか?というところ。
社内、うちわで使う分には、入れといてねという申し合わせでいけるが、不特定多数を相手にする接客サービス業では一般ぴーぽーに認識してもらうのは至難の業かな、と。
近づいたらアプリDLを促すアラートが出るとか、スマホOSの基本機能を使うような仕組みなら普及しそうですけど。
組織内で使う分にはかなり有用かもです。
土木・建設関係の業界に絞っていえば、外国人労働者も増えているので、普通にしゃべって自動翻訳して相手に伝わるなら、かなり有用かと思います。
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