水には弱いので用途は選ぶが、それでもすごい素材。
【原料は農業・産業廃棄物】
小太郎ブログで紹介されていた素材がすごいです。
発泡スチロールのすべての技術特性を併せ持ち、火に強く、吸音、耐衝撃特性をもち、さらに土壌に振れると3〜6ヶ月で生分解されるという素材。
それが、バイオスポリン。
紹介動画をどうぞ。字幕で日本語を選べば機械翻訳ですが、説明が読めます。
有機由来のキチン質で作られおり、真菌に感染させて生産しているそうです。
繊維質なので、パキっと割れて真っ二つになるわけではないので、コンクリートにヒビが入るようなケースでも構造を維持できる可能性がある、と動画では言われています。
【耐荷重はどうなんだろか?】
水に溶けちゃうので、コンクリートに混ぜてとかは難しいんでしょうけど、うまいことやったら、家や建物の補助機能として使えそうですね。
断熱、吸音にもよいようですし。
ただ、動画では耐荷重について触れられてなので、そのあたりはどうなんだろう、というのはありますが。
生分解するので、梱包材なんかにはよいかもです。そして、廃棄しても土壌に栄養分を与えるそうなので、まさに至れりつくせりの素材です。
あとはコストですね。
どうでもいいですが、名前、かわいいな。
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